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思い出のグラス  

 15年ほど前、滋賀の黒壁スクエア(街全体がガラス工芸のテーマパークのような場所)のガラス工芸体験工房で、まだ幼かった息子や娘と一緒にサンドブラストをして模様を刻んだロックグラス。ナイトキャップの友として愛用していたのだが、とうとう飲み口が欠けてしまった。処分しようかとも思ったが、あの日の思い出が詰まっているこれを捨ててしまう踏ん切りはつかなかった。
glass1



 数週間、流し台の隅っこで所在なげにうずくまってるグラスを眺めていたが、ハイドロカルチャーのグラスにすることを思いついた。青系のカラーサンドで飾ってやれば魚と水草の模様も映えるに違いない。
 百均へカラーサンドを買いに行ったが、あいにく白しかない。隣にあった青のゼオライトを見ると、水保ちはこちらの方がいいらしい。
「粒が大きいし鮮やかさには欠けるだろうな。一緒に入れる白のカラーサンドが隙間に入り込んでしまうかも知れないな。でも、植物のためにはゼオライトの方がいいかな。」
と納得して、青のゼオライトと白のカラーサンドを購入した。
 その後、ハイドロカルチャー用の植物を買いにホームセンターへ。いろいろ迷ったが、海のイメージなので南国のイメージが強いパキラにした。根にはオアシスがついているものを選んだ。


 夕食後、ほろ酔い気分で製作に取りかかった。まずは、透明のクリアファイルを切ってグラスより一回り小さい円筒を作る。そのままパキラを植えてもいいのだが、そうすると根が張ってきたときサンドアートが崩れてしまうし、グラスの外から根が見えると美しくない。
glass2


  一番底は、海底をイメージして白のカラーサンド。斜めにグラスを傾けて斜面を作る。
glass3


 パキラをセットして青のゼオライトと水の揺らぎを表現するための白のカラーサンドを交互に。
 猫が興味津々で寄ってきた。この子は木の葉を引きちぎって食べる癖がある。山羊かと思うほど広葉樹の葉でも何でも食べる。
 出来上がったら手の届かないところに置いておかなくちゃな。
glass4



 完成。思ったよりグラスの模様が映えないなぁ・・・。もっと濃い色でないとだめかな。
glass5


 まあそれでも、思い出の品を捨ててしまうよりはましか。
glass7.jpg
 
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Posted on 2021/12/04 Sat. 21:30 [edit]

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