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2017年4月23日(日)13:00~13:40
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正月  


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 あけましておめでとうございます
 今年もおそらく不定期更新の拙いブログですが、どうぞよろしくお願いします。

コマ 飾り罫線
 年が明けた。
 子どもの頃の正月には、今以上の特別感があったなと思う。
 正月の準備は年末から始まる。祖父さんが門松をしつらえたり、餅つきが始まったりすると、幼い私はわくわくしながら、こっそり
「もう いくつねると おしょうがつ~」
と歌っていた。この唄には実感があった。
 元旦は、どの店も閉めていて人気は少なく、街は静かなものだった。
 お節と睨み鯛がお膳に並び、正座をして新年の挨拶。小さなグラスにお屠蘇代わりの赤玉ポートワインを、ほんの少し注いで貰い乾杯。そして待ちかねてたお年玉を頂き、3つ違いの姉と顔を見合わせて喜んだ。
 昼前になると初詣に出かける人たちの下駄の音と声が、静かな街に響き始める。大人達はほろ酔い気分で、子ども達はお年玉の使い道と神社の境内に出ている屋台に胸をふくらませて歩いていた。
 どの家も注連飾りや門松などをしつらえていて、国旗を掲げている家も少なくなかった。時折通る車のフロントグリルにも必ず注連飾りが括り付けられていたし、コーナーポールやアンテナに小さな国旗をなびかせて走る車もあった。
 今はクリスマスに、華やかなイルミネーションや様々なオーナメントで街中が飾り立てられるが、それと同じように当時の大人達は正月に向けての準備に熱心だったのだ。
 そんな正月と比べると、店は普通に開いてるし、ずいぶんあっさりしたものになった様に思う。テレビでは朝から正月特番が流れ、初詣でにぎわう風景が映されているが、家庭の中の正月感は薄れている気がする。 
「昨日と大して変わらない、ただ日付が変わっただけ。」
なんて言葉さえ聞くことがあるが、そんなシニカルな気持ちになっているわけではない。やっぱり特別な日という思いはある。いや、特別な日にしたいのかも知れない。
 我が家は元日に里帰りをしていたので、酒も飲まずに出発、という慌ただしいものだった。何日も前から棒鱈を水で戻し、お節の準備をしてくれている妻には申し訳ない元旦だった。それでも1月1日は娘の誕生日でもあり、誕生日プレゼントに喜ぶ娘やお年玉にはしゃぐ息子の姿があった頃は、それはそれで楽しかったのだが、子ども達も大きくなり歓声の響く朝ではなくなってしまった。
 なんだか年々正月が味気なくなっている気がして、数年前から里帰りを二日に日延べした。
 お節とお雑煮とお酒をゆっくり頂き、届いた年賀状を読み、昼から近所の神社に初詣、という由緒正しい正月の過ごし方に変えた。

 ほろ酔い気分でそぞろ歩く正月はやっぱりいいものだ。
 後は着物と下駄を持ってれば完璧なんだけどなぁ。

コマ 飾り罫線

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Posted on 2016/01/01 Fri. 01:01 [edit]

category: エッセイ

thread: 日記 - janre: 音楽

コメント

☆pboysblueさん

若い頃には全く興味の持てなかったことの
良さや魅力に気づき始めますね
大人になるって
そういうことなんでしょうね

URL | きしもと #s7IGOOmQ
2016/01/02 00:33 | edit

きしもとさん

何故かこの年齢になって
神社仏閣にふらふら~と足が向くようになりました。
無意識に、というのがポイントなのでしょうね。
きっと呼ばれているに違いない、と思います。
(当分あっちの世界には行くつもりはないですが。笑。)
本年もよろしくお願い致します。

URL | pboysblue #-
2016/01/01 10:51 | edit

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