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ベース弾きのヒトリゴト的ブログ

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WEASE春のライブツアー 第3弾 初の名古屋公演決定!!
日 時 2017年5月28(日)14:00開場 14:30開演
会 場 LIVE SONGS
所在地 愛知県名古屋市中区新栄1-12-30 ホワイトプラザB1

詳細はホームページLive infomationをCheck it out!!
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太秦 広隆寺  

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 急に仏像を見たくなった。特に理由はない。
 どこでも良かったのだが、近くの広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像に会いに行くことにした。
 近くに住んでいながらこの有名な寺には10年ほど前に訪れたことが一度あるだけだ。そのときの記憶によれば宝物殿にたくさんの仏像が並べられていて、お寺の本堂の仏像に会いに行くのもいいが、今日は何となくもっと近くで見たかった。
 たくさんの観光客を予想していたが、意外に閑散としていて、キレイに掃き清められた境内は静謐そのものだった。蓮の花もちらほらと咲いていて、寺院に参拝するには絶好の季節だったかも知れない。
 広隆寺の本殿は立入禁止だったが、目当ての宝物殿(霊宝殿)には問題なく入れた。ここはよくあるガラスケース越しの対面ではなく、手の触れられそうな距離で直接見ることができる。
 入って最初に目に入るのは十二神将。怒髪天を衝く荒ぶる仏達に暫く見入った。
 勒菩薩半跏思惟像はやはり美しい。十二神将や巨大な菩薩像や観音像達は圧倒的な迫力を持って迫ってくるが、勒菩薩半跏思惟像は静かに語りかけてくるようだった。きっと悟りを開いた者の表情は、この像のように清らかで安らぎに満ちた顔になるのだろうと思った。しかし、同時に見る者の心とらえて離さない、何とも言えない妖しい(といえば語弊があるが)力も感じた。
 あまり知られていないことだが、五十年ほど前、あまりの美しさに心を惑わされた一人の学生が、ふらふらと近づき頬ずりをしようとした。その際、何気なく掴まった菩薩の指が折れてしまい、その指をこっそり持ち帰ってしまった。後日、その学生は罪の意識に耐えきれずその指を持って自首したという事件があった。もちろん指は無事修復されている。
 とんでもない事件だが、その若者の気持ちは分からなくもない。あまりに長い時間この菩薩に相対していると、本当にすーっと吸い込まれてしまいそうな気分になる。こんな仏像を私は他に知らない。
 私が霊宝殿を訪れてたとき一人の若者が菩薩像の前に置かれた畳の上で座禅を組みながら、ずっと相対していた。この像に逢うには、彼のようにきちんと性根を入れた状態でなければ危ないなと思った。
 私はといえば、何度かめまいに似た気持ちになっては、他の仏達の前に立ち、我に返ることを繰り返していた。

※霊宝殿の中での写真撮影は禁止されています。ここで使用している写真はネット上に公開されているものです。



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Posted on 2015/06/29 Mon. 00:55 [edit]

category: 京都

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