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ベース弾きのヒトリゴト的ブログ

Notice

びわこジャズ東近江2017出演決定!
2017年4月23日(日)13:00~13:40
詳細はホームページLive infomationをCheckout!!
ホームページはこちら

日本バスケットボール協会のお偉いさんへ  

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 先日、妻とプロバスケの試合を見に行ってきた。京都ハンナリーズ対琉球ゴールデンキングスのカード。
 妻はバスケの家庭婦人リーグに所属しているチームでずっとプレイを続けていて、熱心なバスケットファンなのだが、私自身はバスケットにはあまり興味がなかった。しかしプロ化したバスケットに最近興味を持ち始めていて、京都ハンナリーズのホームアリーナが住まいのすぐそばにあるのだし、一度見てみようと思い立ったのだ。
 調べてみるとチケットはオフィシャルブースタークラブ(公式ファンクラブ。バスケットはファンのことをブースターと呼ぶらしい)に入会して入会特典のチケットを手に入れる方が安く、そのチケットを持って会場に入った。
 客席は8割方埋まっていて、会場は熱気に包まれていた。
 私の席はゴール下のアリーナ席だったので迫力満点。ハンナリーズがずっと押され気味の試合だったが、ハンナリーズが特別好きって訳でもないのでゲームそのものはとても楽しむことができた。
 しかし、である。ずっと私は違和感を抱えたままだった。バスケットはゴールに向かってショットを打つたびに、攻守が交代する。オフェンス時はブースターたちが
「GO!GO!ハンナリーズ!GO!GO!ハンナリーズ!」
の大合唱をし、ディフェンス時は
「ディーフェンス!ディーフェンス!」
と大合唱をする。「それも言うなら”ディーフェンド!”やろ」と大人げないツッコミを入れたいわけではない。私の違和感は、その合唱がオフィシャルMCのマイクパフォーマンスの先導の元にあるという点だ。
 ブースターたちが自発的にする分には、当たり前のことだと思うが、会場には沖縄のチームブースターたちも少ないながらいる。彼らの声援は体育館中に響く大音量のMCにかき消され、きっと選手たちには届かないに違いない。
 これはちょっと変だなぁと思っていたが、盛り上げようと頑張っているんだなと、はじめは私も好意的に見ようとしていた。
 しかし違和感の極めつきがあり、私の感情は違和感から怒りに近いものに変わった。それは天井につるされたビジョンいっぱいに映し出される「ノイズメーター」なる映像だ。
 ハンナリーズにファールがあってゴールデンキングスにフリースローが与えられると、「Booooo!」と大ブーイングがショットが終わるまで体育館を包む。その間、ビジョンに映されている、車のタコメーターのような「ノイズメーター」の針が動き、「レッドゾーンを目指して、もっともっと!」という感じでブーイングをあおるのだ。
 ブーイングはいわば野次の一種であることは誰も異論がないだろう。あまり上品なものではない。しかし贔屓チームのピンチの時に観客がブーイングをするのは、どのスポーツであっても最近は珍しいことではなくなっているのは知っている。
 だがそれをオフィシャルにあおるようなことは、どこもやっていないはずだ。むしろ選手やチームからは喜ばれない行為だと私は思っている。
 会場には、ミニバスケットをやっている小学生たちや、学校のクラブでバスケットをやっている子たちもたくさん来ていると思う。彼らはきっと野次ったりブーイングしたりすると監督やコーチからは厳しく叱責を受けていると思う。高校生の時に部活でバスケをしていた娘に聞いてみたが、やっぱり野次った子は叱られてたそうだ。
 プロバスケの会場は、バスケットに情熱を燃やしている子どもたちを教育し、彼らが憧れる空間であるべきだと思う。その子たちの目の前で、こんな愚かしい行為をオフィシャルにする感覚が、私には信じられない。
 プロ化間もない日本のバスケ界。盛り上げたい気持ちはよくわかる。確かにピリオド間やタイムがかかるごとにチアガールたちが登場し切れのある演技を披露したり、会場をMCやマスコットキャラクターが回り、客席とコミュニケーションを図っていたりと、いろいろな工夫をしているのはよくわかったし、微笑ましい場面もいくつもあった。もちろん選手たちの熱いプレイは胸を打ち、私も何度も声援を送った。

 しかし、スポーツマンシップに反するような盛り上げ方はどう考えてもおかしい。おそらく選手たちもそう感じているはずだ。

 会場を見渡してみると、客席の最後方、二階席の上の方で静かに見ている観客はたくさんいた。きっと彼らは古くからのバスケットファンなのだと思う。私も次にもし見に来るなら、アリーナ席は避けようと思った。


 バスケット協会のトップの方々に言いたい。

 日本のトップリーグなんだという、
 自覚と誇りを持った運営をしてください!
 こんなことを続けていると、
 お祭り騒ぎをしたいブースターだらけになって、
 本当のバスケファンは育っていかないと思いますよ!


と、まあ、こんなネットの片隅で声を上げてみたところで届きっこないし、協会か新聞にでも投書してみようかな。




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Posted on 2017/03/27 Mon. 18:28 [edit]

category: エッセイ

びわこジャズ東近江 出演決定  

 今年もこの季節がやってた。
 Weaseの初ステージは第1回目のこのイベントだった(2009)。早いもので今年で9回目を数える。その全てにWeaseは出演させていただいてきた。歩みを共にさせていただいてると勝手に思っている。
「今年もこの季節がやってた。」
そう思うたび、来し方を少し振り返る機会ももらっている気がする。

 イベントは4月22日(土)・23日(日)の二日間開催され、Weaseは23日(日)13:00からスマイルネットステージに出演する。
 この会場はいわゆるストリートステージに類する屋外会場。ここには2014年の第6回目のときにも立った。ストリート会場だから一段高いステージが組まれたりしない。足を止めてくれたお客さんたちと目線がフラットで、独特の緊張感があり、それゆえの楽しさがある会場だ。(画像は2014年のスマイルネットステージ)
 今年はどんな構成にするか、全てはこれからだが今から楽しみで仕方ない。


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Posted on 2017/02/11 Sat. 22:57 [edit]

category: 広報

thread: びわこジャズ東近江 - janre: 音楽

Happy New Year  

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あけましておめでとうございます。
本年も遅々たる更新となりますがどうぞよろしくお願いいたします。

年末に買った新しいベース、なかなか面白い音が出ます。
右手のタッチ一つで様々な音をしっかり出してくれます。
なかなかファンキーなやつでした。
しっかり使いこなせるまでしばらく弾きこもうと思っています。




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Posted on 2017/01/07 Sat. 03:12 [edit]

category: 生活

衝動買い Schecter C-4 Custom  

 ベースを衝動買いした。

 今までずっとMoonってメーカーのベース一本で過ごしてきた。もちろん初めて買ったのがそれってわけではないが、30歳代のとき、当時相当無理してJJ-4ってモデルを買った。
 やはりいいものは音がいい。当然の如く、入門期に買った安いベースは弾くことはなくなり手放した。それにWEASEを組んでからフレットのすり合わせをしたり、ピックアップを交換(過去記事1過去記事2参照)したりして手を入れているうちに、ますます好みの音を出してくれるようになり、ずっとそれ一本で満足してきた。
 しかし数年前、ライブを目前にしてベースの調子が突然悪くなった。ライブ直前のギリギリで修理から戻ってきて事なきを得たが、一本だけで過ごしていくのには無理があるなと痛感した。
 以来サブ機がほしいなと思う気持ちを抱えてきたが、何らかのアクシデントに見舞われた場合、サブ機を持ってステージに立つこともあると考えると廉価版を買う気にはなれない。
 好みの音が出せずにステージに立って、不完全燃焼で終わって愚痴をこぼすとか、そんなみっともない真似はしたくないし、そんな気持ちで買われる楽器が不憫だ。そういう楽器は若い子たちが目一杯楽しんでるステージで使われるべきだ。
 かと言って私の懐具合からして高価な楽器にはおいそれと手が出せない。子どもたちが自立してくれるまではちょっと無理だなと、半ばあきらめていた。
schecter1 こういう買い物は出会いだというが、まさにそうなのかも知れない。

 深夜まで仕事をしていたある日、息抜きにと覗いたネットの中で見つけた小さな中古ベースの広告。
 Schecterのベースだった。C-4 Customというモデル。
 クリックして写真を見た途端、一目惚れ。

 それまでにも中古のいい出物はないかなと検索したことは何度もあったが、胸の躍るようなものに出会ったことはなかった。同型機(カスタムモデルではなかったが)は楽器屋の店頭で試奏したことがあった。いろんな音が出せる面白いやつだというかすかな記憶が蘇った。
 Schecterのベースはハードロックやメタル系ってイメージがある。確かにロックによく合うエレキギターの様な音作りも簡単にできるが、素直なベースらしい音もちゃんと出た。でも見た目のスタイルがおっさんには不向きだなと思った。
 しかし広告の中のそいつは塗装が違った。派手なラッカー塗装やポリ塗装ではなく、渋いグラデーションのオイルフィニッシュ加工が施されている。
 ベースを始めた頃、私にベースの手ほどきをしてくれた上手い友人が持ってたのがオイルフィニッシュのベースだったこともあって、このタイプのベースに憧れに似た気持ちを持ってた時もあった。しかし、そんなことはすっかり遠い記憶になっていたにもかかわらず、その広告写真から目が離せない。

 ときめいたのだ。「出会い」だ。

 価格を見ると、もともとが超高価ってランクのベースじゃないから、中古のそいつは私にも十分手が届く。気が付いた時には購入手続きを済ませてしまっていた。

schecter2 3日ほどしてそいつは届いた。
 ドキドキして梱包を解いた。写真ほどの渋さはなくてちょっとがっかりしたが、オイルフィニッシュは使い込むうちに味わいの深みを増す。
 早速、試奏。家の中なのでアンプに通して爆音を鳴らすわけにはいかず、ミキサーにつないでヘッドフォンで聴きながら弾いてみた。期待通りの音がした。ネックの厚みや太さも私の手に合ってかなり弾きやすい。それに何より軽くて楽だ。
 MOONのベースはボディの木材の圧縮が丁寧だ。また塗装も良質のクリアラッカーを厚く塗ってあるので、20年使っても光沢は一向に衰えず、傷もあまりない。しかし、そのせいでとにかく重い。この年になってくるとその重さがつらいなと思うこともある。
 もちろん、木材の高圧縮と良い塗装のおかげで、Moonの音の深みと伸びはこの上なく心地よい。だから、Schecterが家にきても、メインの座は譲らないと思う。
 でもSchecter独特のロックサウンドを生かせる楽曲がWEASEにはあるなとも思うし、軽いのは練習の打ち上げ後の千鳥足にはありがたい。だから出番は少なからずあると思う。いい子が来てくれたなと思う。

 それから数日して、ネックの反りに気付いた。ローポジションの1弦の音詰まりがひどい。やっぱり中古かと、少しブルーになったが、ロッド調整で十分対応可能な程度で簡単に直り、問題なし。今は元気に音を出してくれている。
 クリスマスの直前の23日、忘年会兼音収めのWEASEのスタジオ練習がある。初めてアンプを通して弾く。どんな姿を見せてくれるのか楽しみで仕方がない。当日は弦とバッテリーを新しいもの替えてやろう。



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Posted on 2016/12/21 Wed. 23:56 [edit]

category: エッセイ

新しい家族  

 私の通勤路に動物愛護管理センターがある。以前はそこで飼い主が見つからない保護した犬たちの頒布会を時々やっていたのだが、最近は頒布会の会場は移したのか、やらなくなっている。
 妙な予感は朝からあって、そこで頒布会があって立ち寄っている夢を見た。頒布会に行ったことなどない。連れて帰ってもらえない動物たちは殺処分が決まっている。そんな場所にはよほどの覚悟がない限り立ち寄れない。それに現在の我が家の状況からして犬は飼えない。今年8歳になるモモという名の猫がいて、この子がとても臆病で犬との同居はまず無理だ。それに加えて餌だけ食べにくる片目の不自由な野良もいて外で飼うことも難しい。妙な夢だなと思いながら出勤の支度をした。
 センターに面した道路から見える外のケージに動物がいることに、最近はほとんど遭遇しなくなっていてちょっと油断していたのだが、その日の帰宅時、何気なくそちらに目をやると一頭の柴犬がいた。ドキッとしてアクセルを緩めた。
「止まるか?引き返すか?」
「いやいや、ムリだ」
「ほっといたらあの子、死ぬぞ」
「しかたないやろ。うちの子たちはどうするんや。責任持てるんか。みんな幸せにできるんか」
道の端に車を寄せ、止め処ない懊悩に苦しみ、諦めて車を発進しようとした時、スマホの着信が鳴った。バンドメンバーからのLINEだった。

「女紹介したろかと思て」
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「かわいいやろ。どう?」
「え?何?飼わんかってこと?」

 写真を見た私は30年ほど前のことを思い出した。
 私は学生時分に汚いアパートでこっそり猫を飼っていた。大学の生協の食堂で学生コンパが開かれていた夜、酔って歩いてる学生たちの雑踏の中、子猫が必死で餌をねだるように鳴いていたのだ。しかし、酔った学生には気付かれずポンポンと蹴とばされていた。それでも必死で鳴き続けている。そのことに気づいた私はその子をアパートに連れ帰ってしまったのだ。しかし、金が無いのと無知だったこともあって、避妊手術などはしていなかった。2年後、その子は5頭の子どもを産んだ。白猫は2頭で3頭は白黒のブチだった。
 大家は黙認してくれていたのだが、流石に子どもが生まれると只では済まず、アパートでは飼えなくなった。仕方なく所属していた軽音楽クラブの部室のある学生会館の屋上に、こっそり猫小屋を作ってそこで飼っていた。クラブの後輩や当時のバンド仲間たちもかわいがってくれていて、子猫のうち真っ白の子とブチの子の1頭ずつは、実家で飼うからといって引き取ってくれた。残った子たちを何とかしないと思っていたある日、学生課に見つかって追い出されたと後輩から電話があった。あわてて大学に駆け付け、敷地内のあちこちや近所を探し回ったが見つからない。保健所にも問い合わせたが保護してないとのことだった。
 結局その子たちと再び会うことはなかった。今でも残る私の古傷だ。
 その時の子猫に左の子がそっくりだった。

 「嫁さんの友だちン家の猫。飼い主さがしてて。右の子。オス。よかったら。」
縁だと思った。左の子ではなかったが、写真の中で子猫が
「柴犬クンの代わりにボクが行ってあげる」
そう言ってる気がした。妻も無類の動物好きで、事情を話せばきっと反対はしないだろう。その場でO.K.した。ラインを送ってくれたバンドメンバーは、あまりに私があっさり引き受けたのでちょっと心配してくれたが、大丈夫だからとラインを送ってスマホを閉じた。
 家に帰って、まだ仕事から帰ってなかった妻にメールと写真を送った。
 小1時間ほど経って、玄関のドアを開けるなり妻は2階に駆け上がってきた。
「いつ来るん?いつ来るん?」
と大騒ぎしながら。(笑)
 その日の夜、猫を世話してくれるというIさんという方と連絡を取った。その方が飼ってる猫ではなく、その人の知り合いの猫だそうで、週末の日曜に連れてきてくれるという。その猫は8月25日生まれだそうだ。私は結婚してからも猫とはずっと一緒に暮らしてきたが、あの安アパートで生まれた子たちを除き、出会ってきた子はみんな野良で、生年月日が分かっている子は初めてだ。
 翌日、Iさんからラインが入った。どうしても都合がつかず、連れて行けるのは約束の翌週の土曜になるという。盛んに恐縮しておられたが、ワクワクして待つのが一週間増えただけだと返信した。
 そして、いよいよその日がやってきた。昼頃に電話が入った。すると、先方の手違いで連れて行くはずだった子はすでによそに引き取られていて、残っているのは写真の左の子だという。
 私はまた縁を感じた。あの写真を見た時のあの感じ、内心「左の子じゃないのか」と少しだけ感じてしまった残念な気持ち。最初からあの子が来ることになっていたんだと思った。
 めちゃくちゃ恐縮されているIさんに、「ご縁だから」と伝えようとするのだが、よほど慌てておられるのか、なかなかこちらの言葉が届かない。なんとか
「大丈夫ですから連れてきてください」
と伝えて電話を切った。
 ラインで送られてきた写真を見て私たちはふきだした。
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「どうせ手違いやし」
とすねてるように見えたからだ。

 この子の家の宝塚から京都まで車で来られるIさんの、時々入るラインをそわそわしながら私たち夫婦は待った。近くまで来たという知らせが入ったときは、もう待ち切れず外に出た。
 Iさんの運転するプリウスに乗って、静かにその子はやってきた。車のドアが開き、キャリーに入って現れたその子はずいぶん落ち着いてるように見えた。おびえた様子はない。家に上がってもらいキャリーから出すと、すぐに興味津々な様子で部屋の中を探検し始めた。抱き上げても嫌がらない。
 ロングドライブだったし、きっとおしっこがしたいだろうとトイレのそばまで連れて行ってやると、すぐに用を足した。慣れるためにと思って、お願いして持ってきてもらった前の家のトイレ砂は必要なかった。賢い子だ。
 Iさんが帰られた後、起きてきた娘とその子はおもちゃで遊び始めた。猫は環境の変化に敏感で、新しい家になれるのには日数が必要なことが多いが、なんて順応性の高い子だと感心した。
 俳優の星野源にはまっている娘は、この子に「源ちゃん」と名付けた。私は別に星野源が好きでも何でもないが、なかなかいい響きだと賛成した。妻も異論はないようだった。
 その後、来客におびえて2階に引っ込んでいたモモが下りてきて、緊張の初対面をした。源ちゃんはモモと遊びたそうに寄って行ったが、臆病娘のモモは、威嚇の声をあげ寄り付かせようとはしなかった。モモにはもう少し時間が必要なようだ。

gen その夜、妻も私も源とたくさん遊んだ。告白するが、実は私はモモにはあまり好かれておらず、一緒に遊ぶどころかそばに近づくことさえ敬遠されている。久々に猫と遊べた私は大満足だった。
 妻はモモが気がかりで、早々にモモと一緒に床に就いた。娘はバイトに出かけ、私は源と二人きりで遊んだ。膝の上でちょこまかと跳ね回りながらおもちゃを追い掛け回す、何年振りかに味わう子猫の重みと感触が心地よかった。膝の上で休んだり私が立つと後を追ってきてくれたりするのもうれしかった。風呂に入って出てくると、風呂のドアの前で座って待っていた源を見て、私は完全にハートを射抜かれてしまった。
 普段なら私は宵っ張りで、深夜まで起きていることが多いのだが、少し風邪気味なこともあって早めに床に就いた。源は私の布団に入ってきた。猫と同じ布団で寝るのは、結婚してすぐに一緒に暮らし始めたチャン太と名付けたオス猫がいた時以来だから、10年ぶりぐらいになるか。さらに告白するが、私に懐いたのはチャン太だけで、結婚した後に一緒に暮らした他の子たちはみんな私が苦手だった。猫は男の低い声が苦手なんだという話やメス猫は特に男声を苦手とするんだという話を聞いて、それで自分を慰め続けてきた。息子には懐いていたが、それはあえて考えないようにしてきた。源の前のご主人も男性だったらしいから、それもあって私が平気なんだろう。有り難いことだ。
 風邪がうつっては大変と、寝息がかからないように気を付けつつ、源の体温を感じながら私は心地よい眠りに落ちた。


 これから源を加えた生活がどうなっていくのか、楽しみは尽きない。
 早くモモがこの生活に馴染んでくれることを、今は一番願う。






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Posted on 2016/11/13 Sun. 18:38 [edit]

category: エッセイ

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